このサイズ,もはやケータイ - WILLCOM03

先週W-Zero3[es]が壊れてしまったため,紆余曲折を経て新製品のWILLCOM03に機種変することになった.
WILLCOM 03:シャープ
イルミネーションキーやフルフラットサーフェスなど,新採用の機能には賛否両論あるし,小さくなったことによる動作時間の減少やストラップの取り付け位置など不評な点もある.

しかしながら,実機を持って驚いた.アドエスから比較するとイルミネーションキーでダイヤルキーを削った分縦が短くなったねという印象だが,改めて周辺のケータイとサイズを比較してみると一部薄さや小ささを極めたケータイを除けば全く遜色ないサイズである.*1知らない人が見れば普通のケータイと思うだろう.ケータイを目指したW-Zero3[es]の正当進化版とはよく言ったものだと思う.

PDAに電話機機能をつけた初代W-Zero3から早3年.ある意味ここがスマートフォンとしての最終通過点の一つではないかと思う*2.後は多少落ちたユーザビリティやコンテンツ,信頼性を充実させていけば,まさに次世代の携帯電話と言えるのではないか.コンピュータがOS込みの専用機からハード・OS・アプリケーションに分かれていったように,携帯電話も共通のプラットフォームにさまざまなアプリケーションが乗る時代が来るのではないかと思う*3

*1:例えば,同じWILLCOMWX321Jとはほぼ全く同サイズである。WX321J:51mm×16mm×120mm, WILLCOM03:約50×約116×約17.9(本体閉時、最薄部)

*2:個人的には,後はこれにおさいふケータイが乗れば言うことなし,ワンセグは別にいらん.WILLCOMもおさいふケータイの開発に乗り出すようだし期待しているのだが,今回WILLCOM03買ってしまったから変えれるのは次の次か.

*3:GoogleAndroid, AppleiPhoneなども戦略の違いはあれどその領域に乗り出してきている